58周年演武大会

 

6月4日、柳井市武道館において山口合気会創立58周年演武大会が開催されました。当日は県内外の合気道に関わる人々約500人が集まり、盛大な演武大会になりました。

光道場の少年部、一般部共に演武大会に向けこの数カ月稽古をしてきました。

また、演武大会実行委員会のメンバーとして大会の運営に光道場から3名が参加しています

 

今回の演武大会では、中学校武道必修化に向けた模範授業を徳山の元校長先生の指導の元、授業方式で演武していただきました。

5分という限られた時間の中で要点を絞って説明される手腕は流石だと感心いたしました。指導演武に参加した少年部の子供たちもハキハキした演武によく鍛錬しているなと感心しました。

 

前日6月3日の中国新聞に、合気道演武大会『合気道、武道必修化の模範授業を披露』との記事が掲載されました。

中村会長も自宅で中国新聞のインタビューを受けられたそうです。当日も記者の方が取材にいらしていました。

 

演武大会では、衆議院議員岸信夫様、県議会議員星出様、 柳井市長井原様、など多くの来賓の先生方の参加、また多くの祝辞を戴きありがとうございました。

長年、合気道演武大会が開催出来ているのも多くの方々の御尽力のおかげだと感じます。

今回も静岡県下田道場から田中師範ら3名の方々が演武されました。田中師範は光道場の道場長でしたが、実家の両親の面倒を看る為、実家の下田に帰られ下田道場を立ち上げられました。野村道場長は田中師範から誘われて合気道を始めたそうです。前日から光市に宿泊され、岡田師範と野村道場長と昔話に華を咲かせながら楽しい夕食をご一緒いたしました。

田中師範は下田で漁師と民宿をされていて、いつもお土産に自家製の干物を戴くのですが、これが本当に美味しいのです

今回の演武大会には山口大学合気道の主将を務めている、光道場出身のリカちゃんも参加しています。

演武大会の事前打ち合わせ会議でも山口大学主将として参加し実行委員会のメンバーとして奮闘しています。

今年の山口大学合気道同好会の新入会員は近年にない程多い13名が入部したそうです。リカちゃんを中心に合気道部員の頑張りの成果です。一生懸命な姿に人は引き寄せられるのです。

 

いよいよ光道場の演武が始まりました。今回の光道場は少年部と一般部が同じ会場で一緒に演武をするという形で演武しました。

今回の演武で少年部のシュン君とユウキ君のペアには短刀取りの技を披露してもらいました。小学生ながら武器取りの技は鬼気迫るものを感じてもらえたと思います。

 

指導員代表演武が始まりました。今年の代表演武の一人に下松のヒロナカさんが演武をされています。

光道場と隣の下松道場は交流が盛んで、光道場に下松の方々が頻繁に稽古に来られます。

さすが、代表者演武だけあって、演武に気迫が込もっています。各代表者の個性ある演武に見学者も興味深く見ています。

演武大会も終盤になり大トリは岡田師範による演武です。

遠方の方は岡田師範の演武を見るのを楽しみに演武大会に参加される方も多いそうです。

演武大会では、見学者に解りやすい様に動作を大きくゆっくり説明されながら演武されています。

 

柳生武道館での演武大会は終了し、場所をベルゼに移し直会が始まります。

直会は雰囲気も、演武大会が終わった緊張感から解放され和やかに会員同士の交流に華が咲きます。

 

今回の直会で、愛媛大学合気道部のアフリカのセネガルからの留学生に出会いました。セネガルで合気道に興味を持ったそうで、日本に来て合気道が稽古できて嬉しいと言ってました。母国に帰って合気道を広める為に道場を作るのが夢だと語ってくれました。私の英語は中学生英語ですが外国の方にもドンドン話しかけます。光道場のペリーさんと長年一緒に稽古したおかげでしょうか外国の方にも臆することなく下手くそな英語で半分理解してなくても話すのです(笑)

今回の実行委員長のヤノ先生から若手メンバーと演武大会を運営することで、青少年の育成の大事さと若手実行委員の素晴らしさを体験することが出来ました。と、労いの言葉を頂きました。

今回の演武大会実行委員会のみなさんお疲れ様でした。

 

翌日の柳生日日新聞に合気道58周年演武大会の記事が大きく掲載されました。